【独学で英語は上達する】留学なしで話せるようになった7つの勉強法

社会人になって、留学に行く時間もお金もない。でも英語をマスターしたい。

独学で英語は話せるようになるのでしょうか?

もちろん話せるようになります。

私は社会人になったとき、TOEIC260でした。

その後独学で勉強し、留学もせずに850を超えるようになりました。
今は海外チームに所属して英語を使って仕事をしてます。

この記事では私の経験を元に、社会人が独学で英語をマスターするための勉強法について解説します。

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社会人でも独学で英語はマスターできる

私がまともに英語を練習し始めたのは、社会人になってからです。
英会話教室に通ったことはありますが、ほぼ独学です。

本や、BBC Learning English などのpodcast、英語学習用の CD などで学習し仕事で使ってみる、ということをコツコツとやっていました。

そのあたりは、別記事で書いています。
TOEICスコア260点が英語で仕事するようになった話

英語の独学で効果があったこと

今思うと、独学で英語が上達した要因は次にあると思います。

  • 発音練習を始めたら、リスニングが良くなった
  • チャンクを知って、英文を作るのが楽になった
  • 瞬間英作文をやって、英作文のスピードが上がった
  • 海外部門に異動して、英語を使う時間が増えた

やたらと会話するでなく、学習と練習の両方に時間を取り、コツコツとやってきた効果が出たのだと思います。

今はインターネットで、どこででも英語を独学できる

今はインターネットで、どこの国の英語も聴くこともできるし、教材も揃ってます。
リスニングもYouTube動画でできます。スピーキングも瞬間英作文などの教材で練習できます。

今はお金をかけなくとも英語練習ができるんですよね。

環境が整ってるわけですから、コツコツとやっていけば社会人でも独学で英語をマスターできると思います。

独学で英会話をマスターするための基礎スキル3選

独学で英語を学ぶ上で、ぜひ身につけてほしいスキルがあります。
基本的な英文法、英語の発音、そしてチャンクと呼ばれる考えを知ってほしいと思います。

① 基本的な英文法(チャンク):中学レベルの英文法とチャンクを知る
② 英語の発音:英語の音に慣れる
③ ボキャブラリー:英文のフレーズ(チャンク)で覚える

①基本的な英文法(チャンク)

外国で仕事してる人は中学レベルの簡単な英語で会話してます。
中学レベルの英文法を使いこなせれば、ふつうに会話ができるようになります。

おすすめの英文法書は、次の記事で紹介しています。
使える英語の文法書おすすめ3冊(大人向け)

チャンクについても知っておいたほうがいいでしょう。
チャンクを知ると、英文法を使いこなせるようになります。

チャンクと基本的な英文法については次の記事に書いてあります。
【英文法まとめ】話すために必要な文法を5つ紹介!【数はいらない

②英語の発音

独学でやっていると気がつきませんが、発音の練習は大事です。

発音はちゃんと練習することをおすすめします。
日本語にはない英語の発音ができるようになると、リスニング力も上達します。
他のスキルの上達も違ってきます。

次のことを中心に練習しましょう。

  • 母音と子音の発音
  • アクセント(リズム)と音変化

発音については下記の記事に書いてますので、参照してください。
▶【発音のまとめ】正しい発音で英会話の能力を底上げする

③ボキャブラリー:英文のフレーズ《チャンク》で覚える

英単語や表現を覚えるとき、できるだけチャンク(英文のフレーズ)て覚えましょう

チャンクとは「表現の小さい塊、断片」という意味ですが、短い英文のフレーズのことです。

チャンクについては、次の記事で紹介しています。
【意味のかたまり】チャンクを使うと英会話が楽になります【自然】

チャンク(フレーズ)で覚えると、次のようなメリットがあります。

  • 一度に複数の英単語を覚えられる
  • 慣用表現やフォームを覚えやすい
  • チャンクを並べるだけで英文が作れる
  • 複数単語ずつ理解するので、理解のスピードが上がる

このように「読む、聴く、書く、話す」が速くなってきます。

独学で英会話が確実に上達する7つのエクササイズ

7つの有用なエクササイズを紹介します。
すべて実際に私がやって効果があったエクササイズです。

① 発音のエクササイズ
② チャンク・リスニング・エクササイズ
③ チャンク・リーディング・エクササイズ
④ 瞬間英作文
⑤ 英作文(eメールや英語日記)
⑥ 音読エクササイズ(英文法のトレーニング)
⑦ 動画でスピーキング・エクササイズ(リピーティングなど)

①発音のエクササイズ

発音の練習は、YouTube動画をみて真似をするだけです。

はじめは出来なくても、繰り返しているとだんだん日本語の音との違いがわかるようになってきます。

発音の練習動画については次の記事で解説してますので、参照してください。
発音のまとめ】正しい発音で英会話の能力を底上げする

もし不安であれば、オンライン英会話で発音の指導をしてもらうのもいいです。
発音矯正のオンライン英会話おすすめ5選!上達のためのポイントを徹底解説!

②チャンク・リスニング・エクササイズ

リスニングの練習は、単語一つ一つではなく2つ以上の単語ずつ意味を取るようにしていきましょう。
要するに「チャンクごとに理解していく」ということです。

リスニングのエクササイズについては、次の記事で解説しています。
【初心者向け】英語のリスニングに必要スキル3つが上達する方法

最初はBBC Learning English の動画をおすすめします。
イギリス英語は日本語の発音に近いので、聞き取りやすく、またアナウンサーなのではっきり発音してくれます。

BBC Learning English については、次の記事で紹介しています。
BBC Learning English の活用法3つを紹介[無料でイギリス英語]

③チャンク・リーディング・エクササイズ

リーディングは英語の語順で理解する練習をします。
これも単語を一つ一つ意味を取るよりも、チャンクごとに意味を取るようにしていきましょう。

そうすることで「返し読み」をしなくなり、だんだん

英語を英語のまま理解できる

ようになってきます。

リーディングの練習については、次の記事で解説しています。
チャンクリーディングを学ぶと、英文を英語のまま読めるようになります

④瞬間英作文

スピーキングの練習には、瞬間英作文がおすすめです。日本文を読んで、口頭で英文にしていきます。
知っているチャンクを並べるように口に出していきましょう。

この練習をしていくと、言いたいことをすぐ英語にできるようになります。

瞬間英作文のやり方については、次の記事で解説してます。
【英語脳】瞬間英作文は英語が話せるようになる?ならない?【翻訳脳】

⑤英作文(eメールや英語日記)

瞬間英作文をしていると、英作文をするのが楽になってきます。
e-メールや日記を英語で書くなど、英作文も練習しましょう。

ライティングについては、次の記事で解説してます。
英語のライティングスキルが独学で上達する4つの練習と文章の書き方

⑥音読エクササイズ

音読は、英文法が苦手な人、初心者におすすめです。

音読をすると何が良いのかというと、

  • 英文法が身につく
  • 英語感覚が身につく
  • 使えるボキャブラリー《チャンク》が増えていく

と、いいことばかりです。

私は音読で英文法を習得してます。
TOEICでは文法問題は得意で、すべて違和感がある、なしで点数が取れてます。(笑)

なので音読は、「超」おすすめです。
音読:本当に効果のある音読トレーニングの方法・コツ

⑦動画でスピーキング・エクササイズ(リピーティングなど)

発音は、YouTube動画を使って練習しますが、それを英文でやります。
英語の動画で喋ってる内容をマネします。

最初は簡単なものからやっていきましょう。エクササイズには

  • シャドーイング
  • リピーティング
  • ディクテーション

などありますが、なんでもいいです。ただ言ってることをマネをすればOKです。

要は「英語の発音に使う筋肉を慣れさせる」ことが目的です。

  • 英語のリズムで話せるようになる
  • 英語の発音に慣れる
  • 音のボキャブラリーが増えていく

などのメリットがあります。

私は、途中で音を止めて発声する、《リピーティング》をやることが多いです。

まとめ:独学でも継続することで、英語は上達する

なんでも途中でやめてしまうと、それまでの努力が無駄になってしまいます。

英語の練習の効果が出るのは、基本的に3ヶ月後と言われています。

焦らず、一つ一つ計画的にこなしていきましょう。

英語字幕の動画で学習すると、実践的な英会話力が身につきます。

英語学習につかえる無料サイトやYoutubeチャンネルを知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。

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