貴方は自分にあった、独学のしかたは分かっていますか?
次のような疑問を持っているのであれば、この記事に答えがあるかもしれません。

・いくら英語を勉強しても上達してる気がしません。
・英語の勉強方法がたくさんあってよくわかりません。
・自分にあった勉強方法を知りたいです。
以上の質問に答えていきます。
この記事の内容
- 伸び悩んでる人の理由と対応策
- 本当に効果のある英語勉強法おすすめ6選
- タイプ別の勉強のしかた
- 目的別の勉強のしかた
私は25年以上、英語を使う環境にいます。私がいろいろと試した結果を說明しています。
自分にあった勉強方法を見つけて、効率よく英会話を上達させましょう。
独学で英語を話せるようになるための7つの勉強法を紹介しています。こちらも参照してください。
》【社会人向け】独学で英語が話せるようになる7つの勉強法


自分に合わない英会話の勉強はやめよう


この章では、次のことを書いてます。
- 伸び悩んでるときは、勉強方法を見直すとき
- 発音、4つの技能(読む、書く、聞く、話す)のどれかが欠けてない?
- 問題点や課題を見つけて、目標を明確化しよう
- ストレスになる勉強方法はやめよう
① 伸び悩んでいるときは、勉強方法を見直すとき
なかなか上達しない人には、勉強方法の見直しをおすすめします。
なかなか上達しないひとのほとんどは、次のようなパターンになってしまっていることがあります。
なかなか上達しない人の行動パターン例:
- やるべきことはやってない。
- やらなくていいことをやっている。
- 絶対量が足りない
心当たりはありますか?
ただなんとなく勉強していると、どうしてもそうなってしまいます。
② 発音、4つの技能(読む、書く、聞く、話す)のどれかが欠けてない?
発音練習と4つの技能、これらは必須です。「ちょっとずつ」でもいいので、全部に手をつけましょう。そうしないと、途中で上達が止まってしまいます。
1つでもやってない練習があると、だんだん上達速度が鈍くなってきます。
上達しない理由については、以下の記事も参照してください。
》あなたの英語が独学で上達しない理由と4つの改善点【実証済み】
③ 自分の問題点や課題を見つけて、目標を明確化しよう
問題点や課題を見つけ、英語学習の目標を設定しましょう。
※ ここでいう目標とは、英語上達の中の、中間目標を指しています。
自分の英語や英語学習方法について、悩みや弱点を紙に書き出します。
書き出した問題を解決することを、当面の英語学習の目標とします。
※書き出すことは大事です。頭の中だけだと明確にならないからです。
問題点や課題を解決することを目標にすれば、クリアしたときに上達を実感できるようになります。
どのように目標を作成するか、目標の例を次の章に書いてあります。
④ ストレスになる勉強方法はやめ、目標達成の方法をさがす
自分に合う勉強方法を選びましょう。
目標が同じでもやり方は複数あることがほとんどです。
例えば人と話すことが苦手な人がオンライン英会話に行ってもストレスになるだけです。
》人見知りやコミュ障を自覚する人はむりにオンライン英会話はやらなくていい
落ち着いて目標を紙に書いて、いくつかの要素に分けたら別の方法があることがわかります。例えば、
目標の例)
問題点:英語を聞いたり、話したりが苦手
目標:
- ヒアリングできるようになる:発音を練習しながら、動画でリスニングを練習する
- 英語を話せるようになる:瞬間英作文を練習する
- 自信がついてきたら、外国人と会話してみる
これだけで、英語で会話ができるようになります。(私自身、実証済みです)
自分にあった英語学習方法を見つけましょう。
タイプ別:英会話勉強法の組み合わせ例


人の性格・タイプ別に勉強方法の組み合わせ方を說明します。
タイプ別の勉強方法
- ひとりで地道にやるのが好きな人(独学中心)
- 外国人と会話したい人(家勉強で補完)
- 大人になってからやり直したい人(独学中心)
① ひとりで地道にやるのが好きな人(独学中心)
1人で英会話のスキルを身につけることは可能です。
別の記事でも書いてます。
》人見知りやコミュ障を自覚する人はむりにオンライン英会話はやらなくていい
目標を設定して、地道に積み重ねていければ英会話スキルは身につきます。
ただ、たまには英語で会話をして実力を検証したほうがいいでしょう。
プライベートレッスンをしている外国人を紹介しているサイトもあります。
② 外国人と会話したい人(家勉強で補完)
外国人と話す機会に参加しつつ、発音の練習と瞬間英作文を練習しましょう。
話す機会はバーで外国人の友人を作るのもいいですが、お金を払ってレッスンすることをおすすめします。
友人だと日本語での会話で終わってしまうことも多いからです。
たとえば次のレッスンを探してみましょう。
英語で会話できるレッスンの種類
- オンライン英会話
- プライベートレッスンをしている外国人(料理教室なども含む)
- 英会話スクール
プライベートレッスンをしている外国人は地方情報誌や、チラシで募集していることも多いです。
ネットでも検索すると紹介しているサイトがあります。
見つかったらレッスンをうけつつ、自分で発音の練習と瞬間英作文を練習することをおすすめします。
そうすればレッスン中も先生との会話もはずみ、効率的なレッスンになるでしょう。



その先生が友人になるとホームパーティーに招待してくれたりと、楽しい時間を過ごすこともできます。
③ 大人になってからやり直したい人(独学中心)
次の2つを並行してやることをおすすめします。
発音の見直し → 4つの技能を少しずつやる
発音を見直してから4つの技能の分野を少しずつやるのが理想です。
教材は何でもいいです。次の記事に独学での学習の進め方をまとめているので、参考にしてください。
》独学での英語学習の始め方
また、普段から英語を使うようにしましょう。
敬語表現に慣れる
会話では敬語表現に慣れることを強くおすすめします。
日本語でも、カジュアルな表現だけでは会話はできませんよね。
助動詞を使った表現は礼儀正しくなりますので、ぜひ慣れるようにしてください。
》英語の敬語表現:4つの状況に合わせて話せる「出だしフレーズ」集
文法的な助動詞については、次の記事を参考にしてください。
》英文法:法助動詞は微妙なニュアンスを「出だし」で相手に伝える
目的別:英会話勉強法の組み合わせ例


目的別に勉強方法の組み合わせ方を說明します。
目的別の勉強方法
- テストや検定に合格したい(暗記中心)
- のんびり英会話を上達したい(とぎどき集中)
- 急に外国に出張にいくことになった(時間がない)
- 英語のミーティングに参加することになった(もっと時間がない)
- スピーキングとヒアリングを上達させたい(会話中心)
① テストや検定に合格したい(暗記中心)
対策問題集やテキストを教材として勉強することをおすすめします。
テスト内容にもよりますが、基本的には以下のようにすることをおすすめします。
- 記事《【社会人向け】独学で英語が話せるようになる7つの勉強法》のやり方で勉強をやりながら、
- ボキャブラリー強化をしていく
テスト用のボキャブラリー強化は詰め込みタイプが有利なので、使うためのボキャブラリー強化と違ったやり方をおすすめします。
ちなみに私の詰め込みは、大きい紙にメモ形式で書いたものを持ち歩いて覚えるスタイルです。
- A4の紙を4枚つなげてA2の紙を作る(折って持ち運べる)
- カンニングペーバーのように小さい文字で「英単語:意味」を書いていく
- 毎日持ち歩いて、時間があるときに見る
単語カードでもいいです。やりやすいやり方で覚えてください。
普段のボキャブラリー強化については、次の記事を参考にしてください。
》使える英語のボキャブラリーの増やしかた。やることは2つです
② のんびり英会話を上達したい(とぎどき集中)
この記事に書いてある勉強方法を試してみることをおすすめします。
私自身は英語の動画を見ながらシャドーイングしてみたり、BBC Learning English をやってみたり、英作文の問題集で瞬間英作文をやってみたりしています。
たまに強化したい部分(リスニング、ボキャブラリーなど)を1ヶ月くらいやったりしています。
今まで
- TOEICのPART2, 3 のヒアリングとシャドーイング
- Aussie English の動画を使って、音の連続(リンキング)の発音練習
- 英語でマインドマップを作成して、アイデアを出す
最後のマインドマップ作成は次のような効果があります。
英語でマインドマップの効果
- 英語でものを考えるようになる
- 頭が英語モードになり、英作文も楽になる
- 英文メールを書くときのドラフトになり、そのままコピペで済む
③ 急に外国に出張にいくことになった(時間がない)
時間がない場合は発音とボキャブラリーの強化(熟語や表現を含む)をおすすめします。
結構すぐに効果が実感できます。
詰め込み勉強になるので、ボキャブラリー強化は詰め込みタイプ(カンニングペーパー式や単語カードなど)になります。
④ 英語のミーティングに参加することになった(もっと時間がない)
話すだろう内容の英文リストを、事前に作ることをおすすめします。
英作文自体は調べながらでいいので、自分で用意することを強くおすすめします。
具体的には以下のようにします。
英文リストの作り方
- その場で話すだろう文言を日本語でリストする
- 各文を英訳したものを作る
- その紙をミーティングに持ち込んで、見ながら話す。
このときのコツとしては、次のようなことが挙げられます。
- 全ての話すことを英文にするのではなく、メッセージ(要点)を書いていく
- 読み上げるのではなく、言葉に詰まったときに見ながら話すようにする
ミーティングは会話の場なので読み上げはよくありません。
自分の言葉で話すために、いざという時に使いましょう。
⑤ スピーキングとリスニングを上達させたい(会話中心)
先にも書きましたが、発音練習→リスニングと瞬間英作文がおすすめです。
スピーキングとリスニングに特化した方法
- リスニングは発音を練習しながら、動画でリスニングを練習する
- スピーキングは、瞬間英作文を練習する
- 自信がついてきたら、無料体験で試してみる
リスニングは自分が興味を持てる、楽しんで聞ける分野のものを使いましょう。
興味が持てるものは自然に「なんとか聞き取ろう」とします。
※興味が持てないと長続きしません。
楽しみながら学習できるようにすると効率が良くなります。
自分にあった英語の勉強方法をみつけよう!
いくら英語を勉強しても上達しない気がする、伸び悩んでいる人向けにその解決策を說明しました。
また、実際に効果が出る勉強方法、目的別、タイプ別の勉強方法の組み合わせ例も說明しました。
自分の性格や生活スタイルにあった勉強方法を見つけて、効率よく英会話を上達させましょう。
独学での英会話の勉強のしかたについては、次の記事にまとめています。


英語の教材やおすすめのオンライン英会話について知りたい人は、次の記事をどうぞ
英語学習につかえる無料サイトやYoutubeチャンネルを知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。

