
・英語が聞き取れず、習った音とは違って聞こえます
・自分の英語の発音に自信が持てません。
以上のような発音についての質問にお答えします。
この記事の内容
- 発音を理解すること大切さ
- 英語の発音の基礎と変化ルール
私自身、英語の発音練習をはじめてから、英語が聞き取れるようになりました。
発音が上達していくと英語の音が頭の中に入ってくるようになり、英語の上達に加速がかかるようになります。
正しい英語発音を身につけることが大切な理由


正しい発音が身についてないと、英語が上達しづらくなります。
以下のようにリスニングが足かせになってしまうのです。
- 英語の音が聞き取れない
▼ - 英語で何を言ってるかわからない(リスニングが出来ない)
▼ - 英語のインプットがリーディング(読み)に限られてしまう
この点について解説していきます。
自分でできない発音は聞き取れない
人は自分が出せない音は聞き取れません。
その音に慣れてないからですが、じゃあ聞き取れない音に対してどうなるかというと、経験的に
「そういう音を知らない」
▼
「脳が勝手に知ってる音に変換してしまう」
となってしまいます。
例えば the の発音 ð ですが、英語話者には2通りあり、
「ザ」や「ジ」に近い発音をする人も
「ダ」や「ディ」に近い発音をする人も
います。実際は同じ発音なんですが、個人差や地域差レベルの違いです。
でも英語の音になれてない人は、この4つを
別の音(za, zi, da, di)
と認識します。これでは、いくら聴く練習をしても英語が聞き取れるようになりません。
でも正しい発音が身につくと、これらが「すべて同じðの音」と認識できるようになります。
そして意味を取ることに集中できます。
実はこれは私の実体験です。
発音をあまり練習しなかったためにリスニングが同期よりも苦手でした。
この点については、別記事でも書いてます。
》英語のリスニング:聞きとれない理由と独学で上達するおすすめの勉強方法
英語の発音を練習しよう


英語の発音を練習しましょう。
ネイティブなみの発音になる必要はありません。
英語独自の発音を理解して、舌の位置などのルールを守れば十分コミュニケーションできるようになります。
発音の基本
母音・子音の発音練習については次の記事に書いています。動画を見ながら発音の練習ができます。
基本英単語1000の発音練習の動画もあります。


イギリス英語のRPアクセント
イギリス英語のRPアクセントの発音のしかたについて、次の記事に書いてあります。
イギリス英語を学ぶときは、自然と標準英語である RPアクセント(容認発音)になります。


発音の変化ルール


英語の音変化は、次の5つがあります。
- シュワ(schwa):あいまい母音。消える母音。アイウエオのどれでもない音です。
- 音の脱落(リダクション):音を省略して発音します。
- 音の連結(リエゾン):前後の単語をつなげて、一つの単語として発音します。
- 音の同化:前後の単語で音が変化します。
- T音の変化:”T”音の変化は地域差が大きく、色々なバリエーションがあります。
一つずつ解説していきます。
シュワ(schwa)と音の脱落(リダクション)


音の連結(リエゾン)
音の同化(アシミレーション)
T音の変化


英語をなめらかに話すための練習方法
英語を滑らかに話すには、フレーズや短文を繰り返す練習がおすすめです。


まとめ:正しい発音を身につけて、英会話力を底上げしよう
この記事では、発音についての質問について回答しました。
- 発音を理解すること大切さ
- 発音練習のしかた
- 英語の発音の基礎と変化ルール
英語の正しい発音が身についてくると、聞こえた英語の音が自然と頭の中に入って来ます。
すると英語での情報収集量が増えてます。
自然とボキャブラリーや世界中の情報が増えていくので、自然と視野も広がっていきます。
英語の上達スピードにも加速がかかるようになりますので、がんばりましょう!
次の記事では、洋楽で発音の練習をする方法について書いています。


オンライン英会話を使って発音矯正をしたい方には、次の記事を参照してください。


おすすめの無料の学習サイトやYoutubeチャンネルについては、次の記事に詳しく書いてあります。


おすすめの発音教材については、次の記事を参照してください。