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英語チャンクを一通り知るなら解説本「チャンク英文法」がおすすめ

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英語チャンクの第一人者、田中茂範氏の英語チャンク解説本、

チャンク英文法:もっと自由に英語が使える

(引用:Amazon.co.jp)

をご紹介します。
副題は、

「文ではなくてチャンクで話せ!」

です。
田中茂範氏、佐藤芳明氏、河原清志氏、3名の共著になります。

もしあなたが、

「単文だけではなく、何かを説明する描写文を書けるようになりたい」
「洋書や、ネイティブが言ってること、英語のニュースがわかるようになりたい」
「学校の英語では、自分はそういったことができないのは」

このように思うなら、ぜひ手に取ってみてください。

英語チャンクを使った、
実際の会話や、ビジネスにつかえる英文法を学べる書籍です。

著:田中 茂範
¥1,760 (2024/10/07 01:58時点 | Amazon調べ)
コンテンツ

学校の英語では不満な人のためのチャンク解説本

この本は、次のような人におすすめです。

単文だけの英作文は、もう卒業している。
実用的な、相手に物事を説明するレベルの英文を書けるようになりたい。

かんたんな英文のリスニングはできる。
でも、なにかを説明される時の少し複雑な英文になると、わからなくなる。

そんなに難しい説明ではない、
ほんの2、3行程度の英文なのに、
分かるまでに数秒かかってしまう。

このように、

ワンランク上に行くために
学校で学んだ英語をどう
実践していったらいいかわからない。

そんな人に、おすすめの本です。

解説本「チャンク英文法」を理解すると、もっと楽に英語を使える

ワンランク上を目指すなら、チャンクで英語学習をしましょう。

この本で英語チャンクを習得できます。

チャンクをつかった英語学習のメリットは
ほかの記事でも紹介していますが、次の通りです。

  • 英語で直接、英文を考えたり、理解できるようになる
  • 英文の文章をつくるスピードが早くなる
  • 英文を理解するスピード、相手の話す英語がわかるスピードも速くなる

チャンクを使っていると、
英文でエッセイや物語、説明書を書くのが楽になってきます。

もちろん、英語のニュース記事、小説も読めるようになってきます。

◇◇◇

また、チャンクを使って英語学習を続けていると、

わからない点、
疑問に思う点、
うまく行かなかった点

必ずでてくると思います。

しかしこの本を購入しておけば、
そういった疑問も、

「ああ、こうだったんだ、」
「さっきの英語は、こうしないと相手に伝わらなかった」
「あの人の言いたいことは、こういうことだったんだ」

と、即座に解決できます。

この本は、英語のチャンクの解説書

この本は
英語のチャンク学習者向けの「英語チャンクについての解説書」です。

チャンクの視点から見て、
英文法や英文をどのようにとらえ、
スピーキングやリスニング、リーディングに活用していけばいいのか、が説明されています。

英語チャンクをすべて説明している唯一の本

前半の基礎編では、
英語チャンクについての解説が書かれています。

私の知る限り、今現在手に入る中で、
チャンクについて、ここまで詳細に書いてある書籍は他にないでしょう。(あったらすいません)

英語チャンクの練習問題が豊富

後半の実践編では、
チャンクを使った学習を練習問題形式で
ステップバイステップで体験できるように
構成されています。

書いてある練習問題を
言われた通りに練習していくことで
チャンクを使った

スピーキング
リスニング
リーディング

が自然と上達できるようになっています。

著者の田中先生は英語のチャンク学習の第一人者

私は田中先生の本《発想の英文法》で始めてチャンクについて知りました。

もう30年近く前になります。
それより前にチャンクについて言ってた人はいなかったと思います。

今もチャンクといえば田中先生です。

本書はチャンクを知るには、最適の本だと思います。
(このサイトでも、くわしく解説していく予定です)

基礎編は英語チャンクの解説

この本の前半は基礎編で、英語チャンクの解説をされています。

内容は主に、

  • 名詞の役割をする「名詞チャンク」
  • 述語の役割をする「動詞チャンク」
  • 副詞的に描写を豊かにする「副詞チャンク」

について書かれており、 つづいて「形容詞の役割」、「前置詞の役割」について触れられています。

全体的に文法事項より、
本質としての役割(コアの部分)を理解できるように工夫されています。

本質が理解できると、細かい英文法は不要になります。

ちなみに CD付き、です。

名詞チャンク

名詞チャンクについての章には、次のことが書かれています。

目次の抜粋:

・名詞チャンクはこう作ろう
・名詞でつかまえるモノ的世界
・英語の修飾はサンドイッチ型
・枠で仕切れる感じの a
・the の仲間
・a の仲間
・名詞チャンクの先頭に来るallの仲間

無味乾燥な英文法を感覚的にとらえられるように、
本質(コアの部分)を丁寧に説明しています。

目次の抜粋:

・名刺の後ろでゾロゾロ説明するパターン

これは後置修飾についての説明です。

後置修飾は、日常ビジネスでは普通に使いますが、
これだけくわしく説明されている文法書はあまり見かけません。

就職について説明しているイラスト

目次の抜粋:

・名詞化されたことを表すチャンク

この項目では句と節について、くわしく説明されています。

句と節も、
日常ではよく使われるはずですが、
実践的な使い方の説明はあまりされません。

項目別に関係詞や、動名詞、分詞などと、
整理されて説明され、使うにはわかりづらい事が多いです。

実際は「句か、節か」くらいの区別で
こまかい文法項目は、「バリエーションのひとつに過ぎない」ことが理解できます。

動詞チャンク、副詞チャンク

述語部分の動詞チャンクについては、次のような内容が書かれています。

目次の抜粋:

・コト(出来事)を語る 動詞の図式
・動詞チャンクの仕組み・時制
・変化が見えない単純系・変化が見える進行形
・今への影響を語る 現在完了

ほかにも、受身、助動詞など、細かく説明されています。

文構造の説明イラスト

副詞チャンクについては、次のような内容。

目次の抜粋:

・副詞チャンクは表現の宝庫
・S+V+αと副詞チャンク
・状況設定のイントロ
・節の副詞チャンク

形容詞、前置詞の役割

形容詞については以下のようなことが書かれています。

目次の抜粋:

・コトを語る 形容詞
・情報展開をトリガーする形容詞

前置詞については
図を使って空間的なイメージを理解させようとしたりするなど

空間を表す副詞について
前置詞のように使われていますので
その副詞のコアとなるイメージを比喩的表現を説明したりしています

前置詞の説明イラスト

この辺りは前置詞 の 本など他にもたくさんあるように イラスト付きで解説 わかりやすくされています。

著:田中 茂範
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実践編では実際のチャンク学習を体験する

後半は実践編として、

  • スピーキング
  • リスニング
  • リーディング

について、チャンクを使った学習方法を体験できるようになっています。

注意点ですが、問題数は絶対的に少ないです。

この実践編では、
チャンクを使った学習というものを体験することが目的なのだと思います。

ここで体験した方法を参考に、
自分自身でアレンジ、自学習を進めていく、のがいいと思います。

スピーキング

スピーキングについては

章の抜粋:

・会話の文法はチャンクの作り方とチャンキングの仕方で成り立つ
・反応としてのチャンキング
・話の流れを調整して確認したり
・会話のキャッチボールについて

など、

会話をするときにチャンクをどのように使っていったらいいか、
説明されています。

リスニング

リスニングについては、章立ては次のようになっています。

章の抜粋:

・リスニングにおける《チャンキング》
・リスニングの自動化の訓練

チャンクを使って、
リスニングをどのように行い、上達していくのか、

ステップバイステップで、
リスニングの練習方法を習得できるように書かれています。

練習課題には

音読、シャドーイング、リプロダクション、リピーティング

を使った課題があり、段階に合わせて遷移していく感じで進めていくことがわかります。

リーディング

リーディングについても、トレーニングが体験できるようになっています。

章の抜粋:

・リーディングにおける《チャンキング》
・リーディングの自動化の訓練
・チャンクの切れ目の目安
・スラッシュを使ったリーディング
・チャンクごとの意味の理解の練習

具体的には

音読、リピーティング、Read & Lookup、キーワード抽出、要約、サイト・トランスレーション

などを一通り体験できるようになっています。

使ってる人の感想、評判

購入して読んだ人は、次のような感想をお持ちです。

https://twitter.com/akeeeeeen/status/1177145187358797824
https://twitter.com/yururakuenglish/status/1524734678875262976

まとめ

上にも書いたように、
この本をひととおり読めば、
チャンクを使った英語学習ができるようになっています。

私自身は、
別の田中先生の本《発想の英文法》でチャンクを知ったのですが、
もうかなり前に捨ててしまって手元にはないので、
今はこの本を参考にしています。

このブログも、この本を参考にさせてもらっています。

著:田中 茂範
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