チャンク・スピーキングなら、だれでも英語が話せるようになります
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「文法通りに話そうとすると、なかなか英語が出てこない」
「文法を使わなくても話せる方法が知りたい。」
「英語を喋れるようになりたい。」
短い英語の言葉(英語のチャンク)を使えば、
文法をつかなくても話せるようになります。
この記事では
細かい文法事項にとらわれずに、
自由に言いたいことを話す方法を解説します。
独学でも英語が話せ、物事の説明ができるようになります。
私のかんたんなプロフィールです。
- 外資系IT企業に勤務、海外チームに所属してます。
- 30年以上英語を使って仕事をしてます。
- TOEICスコア850です。
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チャンクを使うと、英語を話すことが簡単になる
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英語は、
主語 → 動詞 → 追加情報1 → 追加情報2 → ・・・・
という順番で話すだけです。
英文法の正確さを気にしすぎると、
なかなか英語がでてこないのは、誰もが経験しているでしょう。
黙っている時間があると
円滑なコミュニケーションが取れなくなり、
相手もイライラしてきてしまいます。
それなら、
多少ブロークンでも良いので、
どんどん話していったほうが、
- 相手にとっても「何がいいたいのか」わかるし、
- あなたにとっても英語の練習になります。
英文法を気にするより、どんどん話したほうが、よっぽどいいのです。
英語は、話しながら情報を追加できる
別のチャンクの記事でも書きましたが、
英語は「後置修飾」があるため、話しながら情報を付け足せるのです。
例えば、次のような感じです。
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it’s 10 o’clock, (10時です)
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it’s 10 o’clock, (10時ですね)
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when we will meet,(私達が会うのは)
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OK, (了解です)
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at the central park. (中央公園で)
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Perfectly, understood. (完璧にわかりました)
つなげると次のような英文になります。
It’s 10 o’clock, when we will meet, at the central park. (私達が会うのは、中央公園で、10時の予定です)
ちょっとブロークンですが、こんな感じでつないでいくと英文が出来上がります。
余裕が出てくれば、もっと分かりやすい英語になりますが、
とりあえずこんな感じで実際に話すことに慣れていくようにします。
どんどん話して練習するようにしましょう。
最初に何を言うか
ただこれだけだと、いつまでも拙い英語のままです。なので、すこし工夫します。
先にも書いたように英語では、
話すときは「主語+動詞」から言い始めるのが鉄則です。
ですから、まず短い文で、主語 → 動詞 の順に話し始めることに慣れます。
- I am
- I believe
- I have
- I thought
- I don’t think
- It looks
- He has
- She needs
- They say
こんな感じの主語+動詞のチャンクを口に出して慣れていきます。
慣れたら、
目的語(~を)や形容詞、補語などの情報をどれか一つ、つけた文を口にします。
- I love horror movies (私はホラー映画が好きです)
- I took this photo (この写真を撮りました)
- I have tried so hard (私は一生懸命やりました)
- I am exhausted (疲れ果てています)
- It looks beautiful. (それはきれいです)
- She needs coffee. (彼女はコーヒーが必要です)
後は、チャンクを使って
時間や場所、条件などの情報を付け足していくと、もっと長い文になります。
- I love horror movies very much (私はとてもホラー映画が好きです)
- I took this photo at the central park (この写真を中央公園で撮りました)
- I have tried so hard to support him.(私は彼をサポートするために、一生懸命やりました)
- I am exhausted because it’s hot today (今日はとても暑いので、疲れ果てています)
- It looks beautiful and fun. (それはきれいで、楽しそうです)
- She needs coffee for lunch. (彼女はランチにコーヒーが必要です)
このように、
どんどん情報を付け足していくと、英文が長くなっていきます。
ですが、
あまり長い文は嫌われるのは日本語も英語も同じです。
ほどほどの長さにしておきましょう。
副詞や慣用句などの枕ことば
相手の話をうけたり、話題を変えるなどで場をコントロールする場合は、副詞や接続詞、慣用句から始めることもあります。
基本は「主語と述語から言い始める」ですが、慣れてきたら「枕ことば」からはじめることも試してみます。
だんだん英会話が成立するようになってきます。
接続詞から始める
例えば「A なので、Bです。」と言いたいときは Because から始めます。
例:
Because I was tied up with my job, I could not be there.
(私は仕事で忙しかったので、そこにいなかった。)
副詞から始める
「不運なことに、~です。」と言いたいときは Unfortunately が出だしになります。
例:
Unfortunately, he was defeated in that match.
(不運なことに、彼はその試合に負けてしまった。)
このように出だしフレーズを増やしていくと表現の幅も増えていきます。
慣用的な決まりフレーズから始める
決まり文句のような、慣用的なチャンク(フレーズ、表現)があります。そのようなチャンクから話し始めると、思ったことが相手にうまく伝わります。
- May I ~ (~しましょうか? or ~してもいいですか?)
- I’m going to ~ (~するつもりです)
- I’d like to ~ (~したいです)
- It might be ~ (それは~かもしれません)
- I’m not sure if ~ (私は~かどうか、知りません)
※ 次の記事ではスピーチで使う出だしフレーズを書いてますので、よかったら参考にしてください。
》英語のスピーチで使う出だしフレーズや表現
独学でも上達する、英語スピーキングの練習方法3選
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独学で英語を学習する場合、ネックはいつもスピーキングです。
1人ですから話す相手もいません。
なので人を雇って
聞き役をしてもらうシュリーマンのような人もでてきます。
ぬいぐるみ相手に練習をする人もいました。
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私は ICレコーダーをつかって練習しました。
そういう練習も有効ですが、今はいろいろな練習方法があります。
練習その1:瞬間英作文
一番有効なのが、瞬間英作文です。
言いたいことを英語で話す練習です。
簡単な文から少しずつ、複雑な文を英語にしていきましょう。
瞬間英作文のいいところは、すぐに効果を実感できることです。
瞬間英作文を練習していると、
言いたいことを英語にするスピードが上がってきます。
ただ難点としては、最初は
翻訳脳になってしまいがちなことです。
ですが慣れてくると、
自然と直接英語て話せるようになってきます。
練習その2:身の回りのものの英語名を言う
瞬間英作文の練習に並行して、
身の回りの目につくモノの「英語名」をどんどん口に出してみましょう。
イラストや写真でも可です。
目的は「英語脳を手にいれること」です。
日本語⇒英語の翻訳脳を使わず、
直接英語名を言えるようになりたいのです。
ボキャブラリー本を使うのも有効です。イラストや写真から直接英語名を学びましょう。
次の記事では、おすすめのボキャブラリー本を紹介していますので参照してください。
》英語ボキャブラリー本のおすすめ6冊(+1冊)を紹介!(大人向け)
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練習その3:英作文
英作文は、直接英語を書いていくようにします。翻訳しないようにします。
最初の頃は、次のようにすると書きやすいです。
① 言いたいことは一行ずつ書いていきリストにする
② 順番を入れ替えたり、接続詞でつなげて、文脈を作る
英作文の練習をしてるとスピーキングもうまくなります。
英語ライティングの練習方法については次の記事に書いてます。
》英語ライティングの練習はこれだけ!独学で上達する方法と文章の書き方を解説
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英語スピーキングが苦手な人は、インプットを増やそう
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「かんたんな英文も作れない!」
中には、こういう人もいるでしょう。
それは、英語のインプット量が足らないからです。
インプットを増やすには、
英語にたくさん触れることが大切です。
たくさんの英語の動画を見たり、
大量の英語の本を読むなどをすることで、
インプット量を増やすことができます。
まとめ:英語のスピーキングはチャンクを使って、《出だし、付け足し》
チャンクを使った英語のスピーキングについて、解説しました。
この記事に書いてあることをまとめると、次のとおりです。
- 英文は、はじめに主語と述語を言い、次に情報を追加していくと作れる
- 練習方法は3つ、①瞬間英作文、②周りのものの英語名を言っていく、③英作文をする
- 簡単な英文も出てこない人は、インプットをしよう
これは「先にポイントを言い、説明を足していく」という英語の基本的な考え方が根本にあります。
1.最初に出だしを考え
2.情報を付け足していく
こうした《出だし、付け足し》で英語を話すようにすると、あまり頭を使わずに楽に英文を作れるようになってきます。
これはネイティブや英語話者がやってることで、慣れていくと、自然とリスニング力やリーディング力も向上していきます。
チャンクについては、次の記事でくわしく解説しています。
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後置修飾については次の記事で詳しく説明してあります。
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