英語はむずかしいですか?

・使われている英語が文法どおりじゃない
・メールを書くのに時間がかかる
・もっと楽に話したい

英語チャンクを使うと、もっと楽に英語が使えるようになります。

  1. 文法どおりじゃない英語を理解できる
  2. 文法を使わずに長い英文を書ける
  3. 思いついたことから話せる

もし今までどおり
文法で英作文したり、構文解析や
和訳を続けていたら、どうなるでしょう?

「なにも変わらないまま、10年たってしまった」

なんてことになりかねません。

そうなる前に
英語チャンクを使った学習スタイルに変えましょう。

このページでは、英語のチャンクについて、主に次のことを紹介しています。

チャンクについて
チャンクを使った英会話のイメージ
チャンクを使った英語の学習法

私は30年以上、
外資系企業で英語を使って仕事をしてきました。

チャンクで英語を使っていくことで、
英会話やメール、レポート作成が楽になり、仕事の効率も上がりました。

その経験から、

英語はチャンクで学習したほうがいい

と思っています。

英語チャンクを使っていくうちに
だんだん英語を英語で理解できるようになっています。

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文法が分からないと話せない?

あるアンケート結果によると、
英語が難しいと考える人の理由には、
次のようなものがありました。

  1. 発音が難しい
  2. 文法がわからない
  3. 聞き取りができない

①と③、これは発音記号の練習をすることで、比較的すぐに克服できます。

②ですが、本当に文法がわからないと英語が話せないと思いますか?

実際の英語は、文法どおりに話されてません。

ですから逆に、
あまり英文法に頼るのはよくないのです

「守破離」と言われるように、
そろそろ文法至上主義から抜け出しましょう。

文法にたよらず、話したいことを話すには

文法にたよらずに、
英語を上達させるためには、どうしたらいいでしょうか?

それは

  • 短い言葉で区切りながら、英文を理解して使う
  • 英語長文の音読で、英語感覚を身につける

この2つをやることです。
これらが英文法の代わりの「感覚的な英語」を身につける方法です。

これを続けていくと、

英語で意味を理解し、
英語で話すことを考えながら話す

ことが出来るようになってきます。

チャンクで「短い英語で話す」から「長い英文で話す」に

この短い言葉がチャンクです。

チャンクとは、「かたまり」、「ぶつ切り」、「断片」を表す言葉です。

アメリカにはチャンククッキーというクッキーがあります。
ざっくりとした、まさに「かたまり」感があるクッキーです。

英語学習では、チャンクは
2個以上の単語からなる英語の文字列」のことです。

例えば、

a cup of tea(一杯のお茶)
a piece of cake(1片のケーキ)
flowers blooming in the garden(庭に咲いている花)

このような、
意味を持つ単位で区切った「単語のあつまり」がチャンクです。

文字列の塊、と言う感じがしますよね。
それでチャンクと呼ばれています。

チャンクは自然な会話スタイル

チャンクをつかった会話というのは、実はとても自然です。

たとえば
人はだれでも、赤ちゃんの頃はカタコトで話してましたよね?

英語もおなじです。

はじめは知ってる単語だけで話す
 ↓
なんとか知ってる単語を2,3語つないで話せる
 ↓
そのうち短い文で話せるようになり、
 ↓
ついには、長い文でも話せるようになります。

このように普通は、
単語だけ → 長い文で話せる]という感じになるはずです。

でも英語だとなぜか、文法で作文しようとします。これは不自然です。

そうではなく、

短い文言をつなぎながら、
だんだん長い文にしていく

こちらのほうが自然なのです。

チャンクで話そう

英語を話すときや聞くときは、短い言葉・文言(チャンク)をつないで使いましょう。

  • 英語を書くとき、話すときは、
    チャンクをつなげて話していき、

  • 英語を読むとき、聞くときは、
    チャンクごとにリアルタイムで理解する。

こういったチャンクを使った英語に慣れてくると、

文法に頼らずに英会話ができるようになり、

英会話が楽しくなっていきます。

次からは、チャンクを使った英会話の具体例を解説します。

チャンクを使った英会話のイメージ

チャンクをどのように使って英会話や、英語学習をしていくのかを説明します。

英語を聴くとき:チャンクごとに意味を理解していく

リスニングでは2~8単語ぐらいずつ、チャンクごとに意味をとっていきます。

たとえば、“I want to eat something sweet at 15 o’clock.” と話されたとします。
これを聴いた人は次のように聴きながら理解していきます。

I want to eat

なにか食べたいんだな

something sweet

甘いものを食べたいのか

at 15 o’clock

ああ、3時のおやつに欲しいんだな

このように、聞こえた順に相手が話している内容をリアルタイムで理解していきます。

慣れてくると
相手がペラペラ~と長く話したときも、

相手の言いたいことが何となくわかる

ようになります。

英語を話すとき:チャンクを英語の語順でつなげていく

次のように言いたいとします。

「私は甘いものが食べたい」

これは

I (私は)

want to eat (食べたい)

something sweet. (甘いものを)

という感じで、チャンクを英語の語順でつなげていくと英文が完成します。

もしその後に「時間を言ってなかった」と気がついたら、時間を追加します。

at 15 o’clock (15時に)

こんなかんじで時間のチャンクを追加します。

このようにチャンクを使うと「話すことを考えながら、付け足していく」ということができます。

これで難しい文法に頼らなくても、言いたいことが英語で言えるようになります。

英語の発音について:音の塊として、まるごと覚える

英語は文になると、単語ごとの発音と違った音に聞こえるときがあります。

例えば音が変化してわからなくなるフレーズで有名なものは、以下のものがあります。

① ァカパティ
② ァピーソーケイク

① は

a cup of tea

です。

弱音(シュワ)で of の f の音が消え、
o の音は、アでもオでもない音に聞こえます。

これを1つのチャンクとして、
まとめて1つの音の塊として「ァカバティ」で覚えてしまいます。

このように
チャンクひとかたまりで
英語の音を覚えていけば、
実用的な発音で話せるようになります。

ちなみに ② は

a piece of cake

です。

英単語を覚えるとき:2つ以上の英単語をまるごと覚える

ボキャブラリーを増やすときも、
英単語を一つ一つより、
かたまりごと(チャンク)で覚えましょう。

チャンクで覚えるほうが効率的なのです。

たとえば「花」「人」「家」という単語を一つ一つ覚えるより、

「庭に咲いた花」= flowers blooming in the garden
「昨日、帰りにあった人」= person I met yesterday
「友人の家」= My friend’s house

という「かたまり」で覚えたほうが意味があるので覚えやすいのです。

また動詞の場合も、
チャンクのほうが実用的です。

例えば

「病院に行く」= go to see a doctor

この場合、「病院に行く」だから “go to hospital” となりがちです。

それも一応通じますが、
一般的に上のほうが使われるので、
慣用句のようにそのまま一塊(チャンク)で覚えましょう。

こうやって、
チャンクとしてボキャブラリーを増やすほうが、
結果的に正しい英語を覚えられます。

チャンクを使った英語トレーニング

これからは
英語の勉強のときは、
チャンクを使うようにしましょう。

チャンクを使った英語トレーニングには、
次にあげる方法がおすすめです。

① 音読しながら、チャンクで英文を理解する

音読には、
英会話、もしくは英文読解用のテキストがおすすめです。

とくに長文読解のテキストは効果があるという声が多いです。
私は学生の頃、教科書を使ってました。

音読をしながらチャンクごとに意味をとる練習をします。
1ページごとに2~3回くりかえします。

これで一冊最後まで仕上げるようにしましょう。

② 動画の英語字幕で、チャンクで英語を理解する

英語のYouTube動画を英語字幕を表示しながら、リスニングや発音のトレーニングをします。

やり方はシンプルで、英語字幕を表示し、音声に合わせて字幕を声に出して読んでいきます。

そのままだとかなり速いので、再生速度を話せるスピードまで落としましょう。

なるべく正確に発音するようにするのがコツです。

かなりレベルが高いですが、必ず効果があります。

③ オンライン英会話で、チャンクで英語を話す練習する

慣れてきたら、
実際に英語を話すトレーニングしましょう。

できれば
ネイティブスピーカーを相手に練習したいので、
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チャンクを使った英語の上達法を解説

このサイトでは、
チャンクをつかった英語の上達方法について解説しています。

以下のカテゴリーに分けて記事を書いています。

英語チャンクの記事・カテゴリー
英語の音読の記事・カテゴリー
具体的な学習項目の記事・カテゴリー
学習方法や教材の記事・カテゴリー

チャンクを意識しながら音読やトレーニングを続けていくと、しだいに英語の4つの技能、

  • リスニング(聴く)
  • リーディング(読む)
  • ライティング(書く)
  • スピーキング(話す)

が自然に上達していきます。

このページで紹介した内容について

この記事で紹介した内容は、次の記事でもっと詳しく解説しています。

チャンクの全体像についてはこちら。

音読の詳しい説明は、こちらの記事。

英語の字幕動画を使った学習法は、こちらの記事で解説しています。

英語で自分の世界を広げていこう!

このサイトは、私が学んだ

英語チャンクの知識、外資系企業で30年以上英語を使って仕事をしてきた体験

をもとにまとめています。

英語を話せると、
日本人とは違ったメンタリティや価値観、考え方に触れることができます。

たとえば南米のエンジニアと会話をすると、
かなり気楽な態度で仕事をしています。

そののんびりした感覚は
日本ではまったく経験することはできません。

私自身、

  • アメリカやオーストラリアのオフィスの雰囲気、リーダーシップ、ビジネスを知ることができました。

  • 日本ではマイナーでも欧米ではメジャーなロジカルシンキング手法、スクールの勉強方法や考え方を知れました。

  • 欧米やアジアの義理や人情にふれることができました。

いまはインターネットの時代ですが、
英語でしか得られない情報もたくさんあります。

英語で世界中の情報にアクセスし、あなたの世界を広げていきましょう!

よろしくお願いいたします。

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