もしみなさんが外国に旅行に出たとき、お腹がすいたらどうするでしよう?
レストランやカフェに入ると思いますが、メニューが文字だらけで困ったこともあると思います。

空腹のときに料理の注文の仕方がわからず、苦労しました。
この記事ではメニューの読み方と、注文の仕方をご紹介します。
慣れれば、それほど難しくないことがわかると思います。
私のかんたんなプロフィールです。
- 外資系IT企業に勤務、海外チームに所属してます。
- 30年以上英語を使って仕事をしてます。
- TOEICスコア860です。


英語のメニューってどんな感じ?
英語のメニューは文字だらけで最初は戸惑ってしまいます。
ですが、実際は結構かんたんな英語で書かれているので、落ち着いて読めばどういう料理なのかはすぐわかります。


主なカテゴリーは日本のものと同じです。だいたい、
- 前菜
- 主菜・メイン料理
- サイドメニュー
- アルコール・飲み物
- デザート
などがあるので、見当をつけて注文することができます。
それに各料理について説明文がついているケースが多いので、どんな料理か想像ができるようになっています。
気をつけたいのは量
ただサイズや量がかなり多いので、その点は気をつけたほうがいいですね。
たとえばレストランに行くとウェイター(ウェイトレス)がつき、注文をきいてきますが、当然のように



前菜はいかが致しましょう?



お飲み物はお決まりですか?



メインはどうされますか?



スープなどはいかがですか?
と矢継ぎ早に聴いてきます。
ここで言われるがままにオーダーしていくと食べきれない量が出てくるので、適当に



Not necessary, Thanks!
と、答えましょう。
日本の感覚だと前菜レベルで量は十分だったりします。
メイン料理を頼まないと変な顔をされたりしますが、食べたくないものをオーダーする必要はありません。
私もアルコールと前菜やサイドメニューだけで済ますことが多いです。
包んでもらえる
もしオーダーしすぎて食べきれなかったら



Wrap up, please
と言って、包んでもらいましょう。
最近は日本でもやってくれるところがありますが、向こうでは基本的に食べきれなかったものは包んでくれます。
入れ物も向こうで用意してくれます。
無理に全部食べる必要はありません。容器を持っていってもやってもらえます。
チップ問題
会計はテーブルで済ますのがふつうです。
会計したいことを伝えればレシートを持ってきてもらえます。カードを渡してサインをしておしまいです。
そのときにチップが必要かどうかは国や地域によって変わってきますので、事前に情報を仕入れておくのが良いです。
シドニーではもともとチップが含まれているのが普通でしたので、気にしませんでした。
アメリカでは別途チップを払ってました。ただもう30年くらい前なので、もう違っているかもしれません。


レストランやファミレスでつかう英語表現


注文するだけなら、英語力は必要ありません。だいたい Please をつければすんでしまいますね。
基本的なメニューのボキャブラリー3種


ボキャブラリー・食材編
メニューには「なんの料理か」が書かれているので、材料の名前は知っておいたほうがいいですね。
野菜
野菜だと以下のものが多いかと思います。
- spinach
- asparagus
- zucchini
- carrots
- eggplant
- potatoes
- beans
- mushroom
- lettuce mix
魚介類
魚介類 (Shellfish) は名産であることが多く、なにげによく出てきます。
- lobster
- shrimp
- crab
- oyster
- scallop
- clam
肉
肉 (Meat , Poultry) は、メインになることも多いですが種類はそれほどでもないですね。
- beef
- chicken
- pork
- lamb
- calf
- Duck
- Turkey
- Venison
魚
魚 (Seafood) も名産であることが多いです。
- tuna
- salmon
- trout
- sea bass
ボキャブラリー・料理法編
どういうふうに料理したか、と言う説明を理解するための用語です。よく知られている単語なので、イメージがつきやすいでしょう。
- grilled
- boiled
- steamed
- roasted
- braised
- fried
- marinated
- raw
- assortment
ボキャブラリー・そのほか
そのほか、よく見る用語です。
- combo
- rib
- fillet
- steak
- noodle
英語でメニューを読むためのボキャブラリー4種


ボキャブラリー・前菜(オードブル)
英語で前菜(オードブル)は?
英語ではいくつか呼び名があって、だいたい下のうちのどれかになります。
- Appetizer
- Antipasto
- Starter
- Entrée
オードブル自体はフランス語で、あまり英語圏で見たことはないです。
スープ
- clam chowder
- onion soup
- oyster stew
ボキャブラリー・主菜
英語でメインは?
そのものずばり、Main や Main Course です。アメリカなどでは entrée というところもあるようです。
英語でアラカルト(一品料理)は?
「アラカルト」はそのまま a la carte ですが、ちょっと英語圏で見たかどうか、記憶がないです・・・。
メインコースの料理は?
通常メニューには、名称と説明が載ってます。
Swiss Chicken Burger
Grilled chicken Breast with melted Swiss cheese, avocado, caramelized onion, lettuce, tomato, coated with a honey mustard dressing, served with thick-cut chips.
鶏肉のハンガーガー。日本じゃあまり見ませんが、あるんですね。溶けたチーズというのが食欲をそそります。
Wagyu Beef Burger
100% pure wagyu beef patty smothered with melted cheddar cheese, stacked with crispy lettuce, tomato, coated with tomato relish, served with thick-cut chips.
和牛のビーフハンバーガー。チーズにレタスにといろいろとトッピングされていて、とても美味しそうです。
Chicken Mushroom Risotto
Fresh chicken breast, button mushrooms, semi-dried tomatoes served with a wonderful white wine cream sauce.
鶏肉とマッシュルームのリゾット。多少読むのが辛いですが、なんとなくどういう料理なのか、わかるのではないでしょうか?
ボキャブラリー・サイドメニュー
サイドメニューもそのまま、Sides (複数形)と書かれます。
サラダ
サラダはサイド・メニューの定番です。
- salads
- calamari Salad
- Caesar salad
- house salad
- Grains & Seeds Salad
そのほか
そのほか、軽食などもあります。お店ごとに全く違いますから一部紹介します。
- Bowl of Thick-Cut Chips
- Garden Salad
- Soup of the Day
ボキャブラリー・アルコールや飲み物
アルコールや飲み物は Alcohol and Drinks と書かれています。
Glass or Bottle はワインなどで書かれています。日本でもサイゼリヤでよく見ますね。
House Red / White だとハウスワイン(赤・白)を指します。
その他ワインの種類やお酒の種類が並びますが、日本でもおなじみのものが多いので、すぐわかると思います。
- Shiraz
- Sauvignon Blanc
- Draught Beer & Beer
- Cocktails
- Champagagne
- Sparkling
- Riesing
- Pinot
- Chardonnay
付録:イタリア語のボキャブラリー
日本でもイタリア料理やスペイン料理店ではその言語のメニューがあったりしますが、それは英語圏でも同じです。
- Panini
- insalate
- primi
まとめ
今回は英語のメニューについて解説しました。
英語のメニューは文字だらけですが、落ち着いて読めばそれほど難しくないことがわかるかと思います。
ウェイターの押しの強さに負けず、「ちょっとまって」と離れて待っててもらうことが出来れば、ゆっくり料理を選ぶことができます。
やってみてください。