これ一冊で十分なおすすめ単語帳「超整理!TOEIC®テスト ビジュアル英単語」
テスト対策をするなら、試験対策用の参考書で勉強するのが一番の早道です。
TOEIC なら TOEIC用、TOEFL なら TOEFL用の、英検なら英検用の参考書をつかって勉強するのが普通です。
今回はその中でも実際にTOEICテストの対策につかっていた、おすすめの英単語帳の本を紹介します。
「超整理!TOEIC®テスト ビジュアル英単語」とは
「超整理!TOEIC®テスト ビジュアル英単語」は 2009年にジャパンタイムズから出版された、TOEICテスト用のボキャブラリーを増やすための本です。
TOEICテストで頻出の5000単語を網羅し、シチュエーション別に見開きごとに図解した、イラストが豊富な単語帳です。
初心者向けや子供向けのビジュアル英単語帳はいろいろと出版されていますが、TOEICテストのような抽象的な概念の英単語までビジュアル化した英単語帳は、なかなかありません。
それも初版は2009年です。
2022年現在でも販売されてますから、超ロングセラーですね。
本書のデータは以下のとおりです。(参照データ:アマゾン)
著者 | 佐藤 誠司 (著), 小池 直己 (著) |
出版社 | ジャパンタイムズ; A5判版 (2009/2/25) |
発売日 | 2009/2/25 |
単行本(ソフトカバー) | 312ページ |
「超整理!TOEIC®テスト ビジュアル英単語」がおすすめな3つの理由
ほかの TOEIC用の英単語帳にくらべて、おすすめな理由をいくつか紹介します。
その1.TOEICレベルの単語もビジュアルで解説しており、イメージをつかみやすい
この本では、図解しづらい抽象的な概念もビジュアルで見やすくするように配慮されています。
ボキャブラリーはなるべく日本語を介さずに覚えていくほうがよいことは、おわかりかと思います。なのでイラストや図解をつかった単語帳は以前より多く出版されています。
目に見えるシンプルなもののビジュアル単語帳は幾つかありますが、TOEICレベルの抽象的な概念などのビジュアル単語帳ははなかなか見ません。たぶんこの本くらいじゃないでしょうか?
見るとおわかりのようにイラストがあるせいか、高校生でも取り掛かりやすい構成になってると思います。
その2.日常英会話でよく使われる必須英単語も解説している
TOEICテスト対策のみならず日常英会話にも使える必須単語もあり、これだけで英会話にも使えます。
TOEICテストの特徴として、カバーする範囲が TOEFL などに比べて広いことがあります。
それは TOEIC は、英語でコミュニケーションを取れるスキルを計測することが目的だからです。
目次を見ると項目が多岐にわたっているのがわかります。
例えば、「自然」についての見開きページではこんな感じで単語が並んでいます。
友人同士の普段の会話でも出てきそうな単語が多数掲載されています。
買い物に関連した英単語も、このように図解されています。英語初心者が海外に行って
「あれを英語でなんと言ったかな?」
という場面でも役に立ちます。
ビジネスやオフィス関連のボキャブラリーは、就職経験のない学生のかたにはピンとこない部分もあると思います。
それでもイラストが多数ありますから、それほどハードルは高くないと思います。
写真は撮ってませんが、「契約」「業務の遂行」などもあり、仕事で使うものも多数あります。
その3.出版社がジャパンタイムズであること
ジャパンタイムズというと、英字新聞の老舗大手です。
1897年(明治30年)に創業、戦前から英字新聞を出版してしています。(現在は出版部門が独立して、株式会社 ジャパンタイムズ出版になっています。)
ほかの出版社が日本人向けの英語で出版していることが多いのにくらべ、ジャパンタイムズは国際的に通用する英語を取り扱っているイメージがあります。生の英語をそのまま教材としてつかっています。
たとえばジャパンタイムズは、TOEIC® / TOEFL® や英検の試験対策の参考書のほか、ニュース英語やビジネス英語なとの英語参考書を出版しています。
また、今も Japan Times Alpha / Japan Times / NY times などの英字新聞を刊行しています。
初心者向けからエキスパート向けまで、幅広く手掛けている出版社です。
「超整理!TOEIC®テスト ビジュアル英単語」の評判
Twitter でもつかっている人がいます。
こちらは TOEFL 版のビジュアル英単語です。TOEFL 版は本が厚いです(汗)
まとめ:TOEICのボキャブラリーはこれ一冊で十分
この本は TOEIC®テストの試験対策用ですが、試験対策のみならず通常の日常英会話用のボキャブラリー本としても十分使えます。
TOEIC®テストの勉強で詰め込んだ単語が、そのまま日常でも使えるようになりますので、一石二鳥です。
巻末には単語の索引(インデックス)もあるので英和辞書の代わりにもなり、かなりお得な本と言えます。