英語の感覚をすぐに取り戻す方法3選です。
日本に住んでいると英語を使う機会は殆どありません。英語を使ってないと、英語感覚がなくなっていると感じるときがあります。
英語力がなくなっているわけではありません。でも、いざという時に英語が口から出てきそうにない、そういうことはよくあります。
私もよくあり、日本語でばかり作業する日々が続くと「英語を忘れてしまっているなぁ」と思うことがよくあります。そういうときに限って「通訳してくれ」と同僚から言われます。
ここで紹介する方法は、私がよく使う「英語脳(英語モードの脳)を取り戻す3つの方法」です。手軽にできるので、お試しください。
ご紹介している方法は「英語脳をトレーニングする方法」でもありますが、すぐに取り戻せるのは「もともと持っている英語力」であることをご理解ください。
でも手軽な英語トレーニングでもあるので、続けていると英語力も上達します。
英語モードに頭を戻す方法その1: 英語のマンガを読む

英語の漫画を読む方法は、私が一番使う方法です。先日も朝から同僚のインド人から「通訳してくれ」と言われて、英語のマンガを読んでなんとか英語感覚を取り戻しました。
マンガって、セリフが短く、直情的ですよね。しかもヒット作は感情移入ができる物が多く、結構セリフが頭に入ってきます。
「デス・ノート」は別ですね。日本語でも熱があって寝込んでるときは、頭に入ってきませんでした。
英語のマンガの選び方
ご自分が読んでいるマンガの英語訳版を買うのをおすすめします。好きなマンガのほうが頭に入りやすいですよね。セリフもなんとなく覚えてますし、意味が想像できるのでおすすめです。
基本的に、1)直情的な短いセリフが多いもの、2)説明のセリフが多いもの、の2冊あるといいです。
私はシドニーで買った「ドラゴンボール」と「デスノート」の2冊を持ってます。
筆者がおすすめする漫画のタイプ:
- 短いセリフが多いマンガ
- 説明セリフが多いマンガ
① 短いセリフが多いマンガ
① は直接頭に入って来やすく感じますね。そのまま日常に使える表現もありますし、頭が英語モードになりやすいです。
少年・少女マンガがいいと思います。バトルが多い「鬼滅の刃」とか「SLUM DUNK」とかいいですね。Kindleだと、洋書マンガが手軽に購入できるので、おすすめです。



② 説明セリフが多いマンガ
② は説明の表現を思い出すトリガーになります。「日本語で説明した内容が英語だとこうなるのか」と勉強になることも多いです。
私はこれ用に「デスノート」を持ってますが、基本的にミステリーものが説明セリフが多いです。
最近だと(バトルものですが)「呪術廻戦」とか「約束のネバーランド」などが比較的セリフが長いです。これらも英語版になってます。
できれば洋書を扱っている大型書店で実際に手にとって、内容を確認することをおすすめします。



英語モードに頭を戻す方法その2:英語の歌を歌う

洋楽を聞きながら歌う、というのもよくやります。これは先の「英語の漫画を読む」をやってから、やることが多いですね。
ただ仕事のときはしづらいのでやりません。
上達ではなく取り戻すことが目的なので、既に歌える曲や好きな曲を聴きながら適当に合わせます。
あまり声に出さず、口ずさむ程度です。
私はクラプトンが好きなので、クラプトンを聞きながら歌ったりしてます。

英語学習におすすめの洋楽をご紹介してます。
》洋楽で英語を学習したいなら!おすすめの洋楽80曲(アーティスト別・レベル別で紹介)

聞き慣れたスピーチでもOK
歌うのがあまり好きでないなら、有名人のスピーチでもいいです。聞き慣れたスピーチをシャドーイングをします。
イヤホンを使えば、自分の声でスピーチの声がかき消されることもないです。
スピーチをシャドーイングすると、個人的には「自分の英語が整理されていく」感覚を感じます。
たとえば YouTube でスピーチを探すと出てきます。
日本語字幕がないものを使うのがコツです。(日本語字幕だと、英語モードになりにくいです)
スピードを調整したほうがいいでしょう。
英語のスピーチ| STEVE JOBS:Stanford Commencement(英語字幕)
スピーチでよく使うフレーズについての記事を書いてます。よろしければ参考にしてください。
》英語スピーチで使う出だしフレーズや表現

英語モードに頭を戻す方法その3:英語でリストやマインドマップを作る

最後は、英語でリストやマインドマップを作って、英語で考えるトリガーにする方法です。
テキストエディターや MindMeister (xMind) を使って、次のように書いていきます。
例:
- How to get your mind back to English mode
- English comic read
- Singing English songs
- Composing list or mindmap
こんな感じで、思いついた単語やチャンク(複数の単語)で頭の中をひたすらリストしていきます。
英文法的な正しさは考えず、ただリストしていきます。マインドマップも同じです。
正しいかどうかは後回し
文法的な正しさや「相手に伝わる正しい英語なの?」という疑問は、後回しにします。アイデア出しの段階で余計なことを考えるのは悪手ですし、今回の目的とはあまり関係ありません。
もし必要なら、タイミングとして実際に「相手に見せるときや、メールにするとき」に確認するようにしましょう。
英語の正しさを確認するために英語圏の検索サイトを使います。詳細は次の記事に書いてあります。
》英作文チェック:その英語は通じる?を簡単にチェックする方法
もし「いやいや、そもぞも英語が出てこないんですけど?」その原因は「瞬間英作文ができない」と同じです。インプットが不足しています。
そういう人は「英語のマンガ」を読みましょう。使えるボキャブラリーも増えていきます。
まとめ

今回は、「失われてしまった英語の感覚」を瞬時に取り戻す方法を3つ解説しました。
すぐに英語モードに頭を戻す方法:
- 英語のマンガを読む
- 英語の歌を歌う
- 英語でリストやマインドマップをつくる
私自身、マンガを読み始めると周りの声が聞こえなくなるくらいなので、英語マンガを使うのが一番効果的です。
英語の歌を歌うのは運転中によくやってて、英語でリストやマインドマップを仕事中に(仕事の一環として)よくやってる方法です。
英語のスキルを上げるために異動した記事はこちらです。
》時間がない30代社会人が英語の学習時間を確保をした方法

ここで紹介した方法は「英語脳をトレーニングする方法」でもありますが、「英語脳をキープする方法」としても使えると思います。
慣れてきたら、オンライン英会話に参加してみるのもいいかもしれません。
