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チャンク・スピーキングなら、だれでも英語が話せるようになります

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この記事では
細かい文法を使わずに、自由に言いたいことを英語で話す方法を解説します。

それは
チャンクを使った、「チャンク・スピーキング」です。

この方法で英語のスピーキングを練習すれば、
独学でも英語が話せるようになり、英語で物事の説明ができるようになります。

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チャンクを使うと、英語を話すことが簡単になる

「文法を使わなくても話せる方法が知りたい。」
「英語を喋れるようになりたい。」

むずかしい文法を使わなくても、
英語のチャンクを使えば、言いたいことを話して、物事を説明できるようになります。

文法を気にする必要はないです

「文法通りに話そうとすると、なかなか英語が出てこない」

英文法の正確さを気にしすぎると、
なかなか英語がでてこないのは、誰もが経験しているでしょう。

黙っている時間があると
円滑なコミュニケーションが取れなくなって、相手もイライラしてきます。

それなら、
多少ブロークンでも良いので、
どんどん話していったほうがいいです。

  • 相手にとっても「何がいいたいのか」わかるし、
  • あなたにとっても英語の練習になります。

相手と良い関係になるためにも、
英文法を気にして黙るより、どんどん話したほうがよっぽどいいのです。

英語は、話しながら情報を追加できる

英語は、

主語動詞 → 追加情報1 → 追加情報2 → ・・・・

という順に話すだけです。

別のチャンクの記事でも書きましたが、
英語は「後置修飾」があるため、話しながら情報を付け足せるのです。

例えば、次のような感じです。

STEP
まず、このように話しました。

it’s 10 o’clock, (10時です)

it’s 10 o’clock, (10時ですね)

STEP
先に話したことに、情報(時間)を追加します。

when we will meet,(私達が会う時間です)

OK, (了解です)

STEP
また、情報(場所)を追加します。

at the central park. (中央公園で)

Perfectly, understood. (完璧にわかりました)

つなげると次のような英文になります。

It’s 10 o’clock, when we will meet, at the central park. (私達が会うのは、中央公園で、10時の予定です)

ブロークンで、
相手に誤解を与えそうな英文ですが、
こんな感じでつないでいくと英文が出来上がります。

余裕が出てくれば、
もっと分かりやすい英文になりますが・・・

とりあえずこんな感じで実際に話すことに慣れていくようにします。

どんどん話して練習するようにしましょう。

チャンクで英語を話すときは、少しだけ出だしを考えよう

ただこれだけだと、
いつまでも拙い英語のままです。

なので、もうすこし説明します。

最初に何を言うか

先にも書いたように英語では、
話すときは「主語+動詞」から言い始めるのが鉄則です。

ですから、まず短い文で、主語 → 動詞 の順に話し始めることに慣れます。

  • I am
  • I believe
  • I have
  • I thought
  • I don’t think
  • It looks
  • He has
  • She needs
  • They say

こんな感じの主語+動詞のチャンクを口に出して慣れていきます。

慣れたら、
目的語(~を)や形容詞、補語などの情報をどれか一つ、つけた文を口にします。

  • I love horror movies (私はホラー映画が好きです)
  • I took this photo (この写真を撮りました)
  • I have tried so hard (私は一生懸命やりました)
  • I am exhausted (疲れ果てています)
  • It looks beautiful. (それはきれいです)
  • She needs coffee. (彼女はコーヒーが必要です)

後は、チャンクを使って
時間や場所、条件などの情報を付け足していくと、もっと長い文になります。

  • I love horror movies very much (私はとてもホラー映画が好きです)
  • I took this photo at the central park (この写真を中央公園で撮りました)
  • I have tried so hard to support him.(私は彼をサポートするために、一生懸命やりました)
  • I am exhausted because it’s hot today (今日はとても暑いので、疲れ果てています)
  • It looks beautiful and fun. (それはきれいで、楽しそうです)
  • She needs coffee for lunch. (彼女はランチにコーヒーが必要です)

このように、
どんどん情報を付け足していくと、英文が長くなっていきます。

ですが、
あまり長い文は嫌われるのは日本語も英語も同じです。

ほどほどの長さにしておきましょう。

時制を忘れないようにしましょう。
今のことなのか過去のことなのか、ちゃんとしないと相手に全く伝わらなくなります。

時制については、次の記事に書いています。
出だしで時制を間違えたら?英会話の時制をイラストでわかりやすく説明

接続詞や副詞から始める

相手の話をうけたり、
話題を変えるなどで場をコントロールする場合は、
副詞や接続詞、慣用句から始めることもあります。

基本は「主語と述語から言い始める」ですが、
慣れてきたら「枕ことば」からはじめることも試してみます。

こういうことにも慣れてくると、
だんだん英会話が成立するようになってきます。

接続詞から始める

例えば「A なので、Bです。」と言いたいときは Because から始めます。

例:
Because I was tied up with my job, I could not be there.
(私は仕事で忙しかったので、そこにいなかった。)

副詞から始める

例えば「不運なことに、~です。」と言いたいときは Unfortunately が出だしになります。

例:
Unfortunately, he was defeated in that match.
(不運なことに、彼はその試合に負けてしまった。)

このように「出だしのフレーズ」を増やしていくと表現の幅も増えていきます。

慣用的な決まりフレーズから始める

決まり文句のような、
慣用的なチャンク(フレーズ、表現)があります。

そのようなチャンクから話し始めると、
思ったことが相手にうまく伝わります。

  • May I ~ (~しましょうか? or ~してもいいですか?)
  • I’m going to ~ (~するつもりです)
  • I’d like to ~ (~したいです)
  • It might be ~ (それは~かもしれません)
  • I’m not sure if ~ (私は~かどうか、知りません)

次の記事ではスピーチで使う出だしフレーズを書いてますので、よかったら参考にしてください。
》英語のスピーチで使う出だしフレーズや表現

チャンクを使った英語スピーキングの練習方法3選

独学で英語を学習する場合、ネックはいつもスピーキングです。

1人ですから話す相手もいません。

なので人を雇って
聞き役をしてもらうシュリーマンのような人もでてきます。
ぬいぐるみ相手に練習をする人もいました。

私は ICレコーダーをつかって練習しました。

今もそういった、
人や人形を相手にしたり、ICレコーターをつかう練習も有効です。

ですが
今はいろいろな練習方法があり、
それに「つぶやく」だけで充分だったりします。

練習その1:瞬間英作文でつぶやく

初心者に一番有効なのが、瞬間英作文です。

簡単な文から少しずつ、
複雑な文を英語にしていきましょう。

瞬間英作文は、すぐに効果を実感できるのがいいです。

瞬間英作文を練習していると、
言いたいことを英語にするスピードが上がってきます。

デメリットとしては、最初のうちはどうしても

翻訳脳になってしまいがち

なことです。

ですが慣れてくると、
自然と直接英語て話せるようになってきます。

練習その2:身の回りのものの英語名をつぶやく

瞬間英作文の練習に並行して、
身の回りの目につくモノの「英語名」をどんどん口に出してみましょう。

イラストや写真でも可です。

目的は「英語脳を手にいれること」です。

日本語⇒英語の翻訳脳を使わず、
直接英語名を言えるようになりたいのです。

ボキャブラリー本を使うのも有効です。イラストや写真から直接英語名を学びましょう。

次の記事では、おすすめのボキャブラリー本を紹介していますので参照してください。
英語ボキャブラリー本のおすすめ6冊(+1冊)を紹介!(大人向け)

練習その3:英作文をする

英作文を練習すると、
ものごとを整理して、英語で説明する力が上達します。

また英作文では、
直接英語を書いていくようにします。翻訳しないようにします。

最初の頃は、次のようにすると書きやすいです。

① 言いたいことは一行ずつ書いて、リストにする
② 順番を入れ替えたり、接続詞でつなげて、文脈を作る

英作文の練習をしてるとスピーキングもうまくなります。

英語ライティングの練習方法については次の記事に書いてます。
英語ライティングの練習はこれだけ!独学で上達する方法と文章の書き方を解説

英語スピーキングが苦手な人は、インプットを増やそう

「かんたんな英文も作れない!」

中には、こういう人もいるでしょう。

それは、英語のインプット量が足らないからです。

英語のインプット量を増やしましょう。

たくさんの英語の動画を見たり、
大量の英語の本を読むなどをすることで、インプット量を増やすことができます。

リーディングやリスニング力が必要になってきますが、
自分にあったレベルの教材やメディアに触れることでインプット量を増やすことができます。

インプットの作業のおすすめは、「英語の音読」です。

英語の音読については、姉妹サイトの「英語の音読ガイド」でくわしく説明しています。

まとめ:英語のスピーキングはチャンクを使って

チャンクを使った英語のスピーキングについて、解説しました。

この記事に書いてあることをまとめると、次のとおりです。

  1. 英文は、はじめに主語と述語を言い、次に情報を追加していくと作れる
  2. 話すときは、出だしを意識する
  3. 練習方法は3つ、①瞬間英作文、②周りのものの英語名を言っていく、③英作文をする
  4. 簡単な英語も出てこない人は、インプットをふやす

これは「先にポイントを言い、説明を足していく」という英語の基本的な考え方が根本にあります。

1.最初に出だしを考え
2.情報を付け足していく

こうしたチャンクの《出だし、付け足し》
英語を話すようにすると、
あまり頭を使わずに楽に英文を作れるようになってきます。

またこのスピーキングの練習が
自然とリスニング力やリーディング力の向上にも役に立ちます。

チャンクについては、次の記事でくわしく解説しています。

後置修飾については次の記事で詳しく説明してあります。

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