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名詞チャンク:主語、目的語、補語などになる英語チャンクの基本

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チャンクの基本、「名詞チャンク」について、解説します。

文法的なチャンクは、名詞チャンク、動詞チャンク、副詞チャンクの3つあります。そのうち、名詞チャンクについて解説します。

文法的な3つのチャンク

  • 名詞チャンク
  • 動詞チャンク
  • 副詞チャンク

チャンクについての基本的なことは、次の記事で解説しています。
英語の会話力をアップさせる!チャンク学習について徹底解説

動詞チャンクについては、次の記事で解説しています。
動詞チャンク:動詞・述語のはたらきで、アクションや状態を表す英語チャンク

副詞チャンクについては、次の記事で解説しています。
副詞チャンク:時間や場所など、さまざまな情報を伝える英語チャンク

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名詞チャンクとは

チャンクとは句や節も含めて英文の断片、パーツです。そのうち、名詞的な役割を持つチャンクを名詞チャンクと言います。

名詞は人や物を指すものですが、人や物はそれぞれ色や形、匂いなどの特徴、いわゆる属性情報があります。

名詞チャンクとは、1人の人やモノを示す「名詞」に属性情報を付け足した、名詞を含めたひとかたまりの英語フレーズを指します。

名詞チャンクの例を次にあげます。

名詞チャンクの例を見る
  1. beautiful flowers
  2. demands for the product
  3. advantage of living alone
  4. lady who lives next door
  5. the boy playing in the park
  6. yellow and black
  1. 「きれいな花」
  2. 「製品の需要」
  3. 「一人暮らしの利点」
  4. 「隣に住んでいる女性」
  5. 「公園で遊んでいる少年」
  6. 「黄色と黒」

(6.「黄色と黒」は2つの名詞から成り立ってますが、集合体としての名詞チャンクです)

名詞チャンクの構造は?

名詞チャンクを成り立たせる要素は?

名詞を修飾する場合、前から名詞を修飾する「前置修飾」、後ろから名詞を修飾する「後置修飾」があります。

なので、名詞チャンクは、「前置修飾」「名詞」「後置修飾」の3つの要素から成り立ちます。

前置修飾名詞後置修飾)=名詞チャンク

「前置修飾」は、日本語にもあり、普通に使われます。
たとえば「きれいな花」「寒い朝」などは、前に置かれた形容詞が、続く名詞を就職しています。

これに対して「後置修飾」は、日本語にはありません。
名詞の後に続く言葉が名詞を修飾するという形を取ります。

後置修飾については、次の記事で解説しています。
英文法:かんたんな英文なのにわからないのは後置修飾がつかわれているから

名詞チャンクの要素の順番は

名詞チャンクを作るときの語順は以下のようになります。

限定詞数詞 形容詞核となる名詞後置修飾

例:

  1. my first cooking tool
  2. a beautiful old Japanese city
  3. this old round wooden table
  1. .私の最初の調理器具
  2. 美しい日本の古い街
  3. この丸くて古い木製のテーブル

限定詞、数詞、形容詞については別のチャプターで解説しています。
名詞の前におく前置修飾とは

形容詞の順番について

形容詞を複数置くの順番はだいたい次のようになります。

  1. Opinion (意見・評価):素敵な、美味しい、かっこいい、美味しいなど
  2. Size (大きさ・長さ):大きい、小さい
  3. Age (年)・寒暖:新しい、古い、若い、暑い、冷たい
  4. Shape (形状):丸い、正方形の、尖った
  5. Color (色・明度・彩度):赤い、青い、濃い、淡い
  6. Origin (出身・起源):アメリカの、アジアの、東洋の
  7. Material (素材):木製の、ガラス製の
  8. Purpose (目的):結婚式用の、掃除用の、料理用の

(引用:英語の形容詞には順番がある!?自然な並べ方と簡単な覚え方を解説! – レアジョブ

ただ、これらを暗記する必要はありません。音読やシャドーイングで自然とできるようになってきます。

句や節とチャンクはどう違うの?

名詞チャンクに限っていれば、句や節は少し違います。

」とは、「主語+動詞」の構造を持たないもの。
」は、「主語+動詞」の構造を持つもの。

句や節は名詞チャンクの要素となることがほとんどです。
名詞チャンクの句や節は説明部分(属性情報)であり、名詞チャンクは説明部分も含めた人や物。

特別な例以外は、句や節と名詞チャンクはイコールになりません。

その特別な例とは、that節を使った場合と、what関係代名詞をつかったwhat節の場合です。

that 節を使った場合

that節は目的語や補語の代用になることがあり、その時はthat節は名詞チャンクですね。

I expected that the rain would stop soon.

この文は、「雨はすぐ止むことを予想していた」と言う意味なので、that節が I expected の目的語の役割をしています。なのでこのthat節は名詞チャンクといえます。

what 関係代名詞を使った場合

関係代名詞 what は先行詞を含んだ関係代名詞です。
名詞となる先行詞が含まれているため、what節は名詞チャンクです。

This error message is what I expected.

意味は「このエラーメッセージは、私の予想通りだ」です。文法的には

「このエラーメッセージは、私が予想したことだ」

で、このwhat節は補語になるので、名詞チャンクです。

名詞の後ろにおく後置修飾とは?

後ろから名詞を属性情報で修飾するものです。詳細は別記事で。

名詞の前におく前置修飾とは?

限定詞、数詞、形容詞、分詞があります。

限定詞

「限定詞」とは、a, an, the, my, our などです。

  • 冠詞(a/an, the)
  • 指示形容詞(this, that, these, those)
  • 所有格(my, your, his, her, its, our, their)

これらは、名詞の前に1つだけおくことができます。

数詞

「数詞」とは数を示す one, two などです。

  • 基数詞(one, two, three, …)
  • 序数詞(first, second, third, …)
  • 反復数詞(once, twice, thrice, …)
  • 集合数詞(solo, duo, trio, …)
  • 倍数詞(double, triple, quadruple, …)
  • 分数詞(a third, a fifth, a half, a quater)

形容詞

「形容詞」とは、beatuful, pretty, wrong などです。

形容詞は名詞の前にいくつでもおくことができます。

a beautiful big young brown dog

連続で使うときの順番はこちらに記載しています。
名詞チャンクの要素の順番

分詞

「分詞」は、現在分詞と過去分詞に分類されます。

現在分詞は、動詞の~ingの形をしています。「~している」「~する」と言う能動的な意味になります。

過去分詞は、動詞の ~ed の形をしています。「~されている」「~された」などの受動的な意味になります。
※過去分詞は不規則に変化する動詞もあります。

現在分詞の例を見る
  1. dancing girls
  2. running cars
  3. working man
過去分詞の例を見る
  1. surprised children
  2. stolen car
  3. written letter

まとめ

英語チャンクの基本である、名詞チャンクについて解説しました。

文法的なルールを書くと、それに縛られる人もいて、なかなか英文を作れなくなることも多いです。
それは本末転倒で、英文を音読したりシャドーイングしながら

ココはどうなっているんだろう?

という疑問があったら調べるのが、文法を理解する最良の方法です。

チャンクについて基本的な説明を、次の記事で解説しています。

次の記事は、チャンクを含めた会話に必要な最小の英文法のまとめです。

この記事にも書いてある「後置修飾」について、次の記事に書いてます。

動詞チャンクについては、次の記事に書いています。

チャンクを使った例として、リーディングについて書いてます。

副詞チャンクについては、次の記事で解説しています。

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