動詞チャンク:動詞・述語のはたらきで、アクションや状態を表す英語チャンク
英語動詞チャンクの要素③:対象


最後に「対象」について紹介します。
助動詞 → 動詞 → (影響が及ぶ)対象
対象は、
名詞チャンク、もしくは形容詞か前置詞句のどれかになります。
a. 名詞チャンクのケース
I got to the hotel where we had stayed previously. (以前泊まったホテルに到着した)
上記のオレンジ部分が目的格の名詞チャンクになります。(赤色とオレンジ色が動詞チャンクです)
名詞チャンクについては、次の記事で解説しています。
》チャンクの基本は名詞チャンク
b. 形容詞のケース
I felt sad. (私は悲しく感じた)
おなじくオレンジ部分が形容詞になります。
「形容詞チャンク」という分類はありません。
形容詞は名詞を修飾するので、名詞チャンクの一部となるからです。
《形容詞句》という2つ以上の単語からなる形容詞の役割をもつ句の分類はあります。
チャンクは「意味を持つ」単位で区切るので、《形容詞句》もチャンクの一種と言えます。
ですが名詞を修飾するので、やっぱり名詞チャンクの一部になります。
形容詞の叙述用法や比較については、別の記事に書く予定です。
c. 前置詞のケース
I stood in front of the door. (私は、そのドアの前に立っていた)
おなじくオレンジ部分が前置詞句になります。
この記事では、
動詞の役割をする「動詞チャンク」について解説しました。
接続動詞について、次に記事で詳しく解説しています。


チャンクを含め、英会話に必要最小限の英文法について、次の記事でまとめています。


チャンク全般については、次の記事で解説しています。


チャンクの基本、名詞チャンクについては、次の記事で解説しています。


法助動詞については、次の記事で解説しています。


副詞チャンクについては、次の記事で解説しています。

